メールの転送設定、[.forward]の罠

大学のメールをgmailなどのサービスに転送したい方は、結構いらっしゃると思うので、そのためのtipsをシェア。
.forwardから始まるテキストファイルをサーバーに置くことで、メールの転送が可能になります。(方法は、所属の組織によって異なると思います。うちはウェブ上で設定していく仕様)
ここに、転送先のアドレスだけを入れておくと、メールはそちらに転送されてしまって、メールが元々送られてきたアドレスのサーバーに情報が残りません。そこで、転送先のアドレスの前に、

\[元々のアドレス],[転送先] 


というように、" \ + アドレス "という一文を書き込む必要があります。
我々の大学のサーバーの設定では、[元々のアドレス]のところが、[ユーザー名]となっていました。

もっと具体的な例を出すと、

\xxxxx@yyy-u.ac.jp,zzzzz@gmail.com

または

\tttttt,zzzzz@gmail.com

(tは、大学内のアドレスのユーザー名)

 という感じです。

このなかで、バックスラッシュが曲者で、ツボってしまいました。
バックスラッシュ"\"は、日本語環境では¥と表示されることが多々あり、windowsのファイルパスなんかの時は、"\"でも、"¥"でも昨日するのですが、
うちのサーバーでは、¥といれて.forwardを登録すると、元々のアドレスにメールが残りませんでした。
ここで、少しツボって時間をとったので、共有した次第です。
[参考]
.forwardについて
http://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0245.html
http://x68000.q-e-d.net/~68user/unix/pickup?%7E%2F%2Eforward

バックスラッシュと¥について
[バックスラッシュと円記号の悲劇]
http://juangotoh.hatenablog.com/entry/2016/06/13/104139

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